Page:朝鮮巫俗の研究 上券.djvu/145

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一三二

무지ᄀᆡ로다리놋코、ᄉᆡᆺ별로원앙달아
흰구름잡어타고、텬하궁을나가서
아비본차질젹에、당칠셩하는말ᄉᆞᆷ이
너의모친이너의형뎨낫슬졔
셩은무엇이라하며、일흠은무엇이라하시든야
먼저난이선문이요、뒤에난이후문이라하옵듸다
셩은셩신이라하는이다
먼저난이선문이는대한국을진여먹고
뒤에난이후문이는소한국을진이실졔
옛날시졀에는달도두분이도드시고
ᄒᆡ도두분이도드실졔
쳘궁에시윗살멕여들고
ᄒᆡ하나쏘와뎨셕궁에걸어두고
달하나쏘와내여명모궁에걸어두고
가즁불젼에들어갈졔
남북ᄒᆡ동조선국、아모면아모동리
아모셩씨한가즁、수명장수하옵기를
친밀축수졍성이로소이다


虹にて橋を架し、啓明星の鈴を吊り[1]
白雲を捕へ乘りて、天下宮に上り往き、
父の本を尋ぬる時に、堂七星の仰せ言に、
「汝等の母が汝等兄弟を生みし時、
姓は何といひ、名は何と云はれしか」。
「先に生れしは先門、後に生れしは後門、
姓は聖神と申すなり」。
先に生れし先門は、大漢国を保持して暮し、
後に生れし後門は、小韓国を保持し給ふ時、
昔日の時節には、月も二つ上り給ひ、
日も二つ上り給ふ時、
鐵弓に矢をかけ持ちて、
日一つを射〔落して〕帝釋宮に掛けておき、
月一つを射〔落して〕明圖宮に掛けておき、
家中佛前に入り往く時、
南北海東朝鮮國、何某面何某洞里、
何某姓氏一家中、壽命長壽せらるゝやう、
親密祝壽精誠にて待り。